自費処方の取扱い

使用頻度の高い医薬品

自費処方(ニコチネル、バイアグラ、レビトラ、シアリス、プロペシア)=保険対象外(薬価基準未収載品)。ザガーロは確認中(H27.10.16)。

調剤録の記載・整備に当たっては、健康保険に関わるものとそれ以外は区別して整備しなければならないとされている(療養担当規則第5条)。これは調剤録に対する規定であるため、薬歴は、一つにまとめて問題ない(むしろコチラのほうが管理料を算定する場合は都合がよいし、患者の医薬品の適正利用のためにもよいとされる)

自由診療なので、薬学管理料として何を算定しても良い(調剤基本料+内服調剤料+基準+薬歴他)が、下記目安の1.2倍あたりにしておくのが望ましいとされるが、下限・上限はない(=いくらでもいい)。

薬剤師会単位で地域の価格差をなくすために、価格の取り決めがされている場合もある。

ニコチネル・・・TTS10(3300円/7枚)、TTS20(3400円/7枚)、TTS30(3500円/7枚)目安+税

バイアグラ・・・25mg(1100円/1T)、50mg(1300円/1T)目安+税

レビトラ・・・5mg(要確認)、10mg(1300円/1T)、20mg(1500~2000円/1T)目安+税

シアリス・・・10mg(1700円/1T)、20mg(2000~2200円/1T)目安+税

プロペシア・・・0.2mg(要確認)、1mg(250円/1T)目安+税。GE(フィナステリド「ファイザー」・・・先発品の0.8掛け。)→海外品は、AGAの治療薬を参照。

以上の価格はあくまで目安であり、納入価、患者さんとの折り合いで決める。

効果時間、服用時間、服用方法等は添付文書で確認を。

キシロカインゼリーの処方

キシロカインゼリーは薬価基準収載品であり、適応は表面麻酔となっている。

尿道に管を通すときとかに一時的に使用したり、個人が家で使用するケースも多いかと思うが、この薬は”医師のもと”での使用が前提であるため、処方箋での保険調剤はできない。(出しても保険で切られる)

バイアグラ等と同様に自費の処方箋で調剤する必要がある。

注:埼玉では上記の指摘により突合で切られましたが、他の県では大丈夫なケースも有るようです。ただし、処置に用いる薬剤であるので、調剤料はとれない(薬剤料のみ)。

患者さんの薬剤紛失時について

保険処方箋に基づいて調剤された医薬品を紛失・汚損したという理由により、患者から医薬品の再交付を求められた場合、保険薬局・保険薬剤師の目前で瓶の破損や汚損などのように、その事実が明らかでない限り、処方箋を再発行してもらうか、処方医の了解を得る必要がある(麻薬処方箋以外は、法令上再発行が求められているわけではない)。

ただし、これらの場合の費用について、保険請求することは認められていません。全額、患者から実費徴収することになります。(H26保険薬局Q&A Q59より)

抗インフルエンザ薬の吸入失敗時について

抗インフルエンザ薬の項参照。

Q&A(埼玉県薬剤師会vol.5)

Q:自費の処方箋を調剤した際、消費税を課税してもよいか。

A:自費の場合は、課税対象となる。

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