角質層

顆粒細胞から角質細胞に分化する過程で、顆粒層まで存在していた核をはじめとする全ての細胞小器官と細胞膜が消失します。

よって、細胞の骨格はケラチンフィラメントにより維持され、細胞の膜は顆粒層で述べた脂質外膜に全面的に置き換わります。

細胞内では、ケラトヒアリン顆粒から分泌されたプロフィラグリンが分解されてできたフィラグリンがケラチンフィラメント同士を 凝集させる線維間凝集物質として働きます。なお、フィラグリン自体も尿素やアミノ酸に分解されて、角質層中に存在するNMF(天然保湿因子) の成分となります(NMFの構成比:アミノ酸40%、PCA=ピロリドンカルボン酸:19%、尿素7%他)。

細胞間を結合していた 角質層ではデスモゾームに変わってコルネオデスモゾーム(デスモグレイン1+デスモコリン1+コルネオデスモシン) が細胞間を結合していますが、この結合は角質層最上部で最後に角質細胞が剥離する際に、トリプシンキモトリプシンによって 分解されます(垢となり離脱)。


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