アゾール系抗生物質の特徴

アゾール系抗生物質は、真菌のシトクロムP-450(うちラノステロールのC-14のメチル基を脱メチル化するもの)を阻害し、真菌細胞膜成分であるエルゴステロールの合成を阻害する。

しかし、いくら真菌のP-450に選択性があるといっても、多少は人のP-450(特にCYP3A4)にも影響するため、CYP3A4で代謝される薬剤の血中濃度が上昇するという副作用を考えなければならない(ただし、肝初回通過効果を受けない外用剤は除く)。

テルビナフィン(その他の抗真菌薬)、イトラコナゾールの2剤は爪白癬の第一選択薬ですが、これらは皮膚の角質層や爪の中のケラチンと結合しやすいという性質を持っていて、皮膚や爪の中へすばやく浸透します。

イトリゾールを内服すると24時間で爪に達し、7日後には爪の先端まで達します。服用終了後も半年は十分な濃度の薬剤がとどまっているというデータもあります。

以下イトリゾールの併用禁忌の薬剤名。

一般名 商品名
ピモジド オーラップ
キニジン 硫酸キニジン
ベプリジル ベプリコール
トリアゾラム ハルシオン
シンバスタチン リポバス
アゼルニジピン カルブロック、レザルタス
ニソルジピン バイミカード
エルゴタミン クリアミン
ジヒドロエルゴタミン ジヒデルゴット
エルゴメトリン エルゴメトリンマレイン酸塩
メチルエルゴメトリン メテルギン
バルデナフィル レビトラ
エプレレノン セララ
ブロナンセリン ロナセン
シルデナフィル レバチオ
タダラフィル アドシルカ
アリスキレン ラジレス
ダビガトラン プラザキサ
リバーロキサバン イグザレルト
リオシグアト アデムパス
チカグレロル プリリンタ

アゾール系

フロリードゲル
(ミコナゾール)
内服。口腔内、食道カンジダ症に用いる。
イトリゾール
(イトラコナゾール)
内服。1日1~2回1週間服用後、3週間休薬というのを3回繰り返す。
ニゾラール
(ケトコナゾール)
外用。
アトラント
(ネチコナゾール)
外用

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