ブルフェン(顆粒・錠)

1 用法・用量

適応症 用法・用量
痛み止め 成人1日3回、1回200mg
小児1日3回、
  • 5~7歳・・・1.0~1.5g(200mg~300mg)
  • 8~10歳・・・1.5~2.0g(300mg~400mg)
  • 11~15歳・・・2.0~3.0g(400mg~600mg)
痛み止め(頓服) 1回200mg
上気道炎 原則1日2回まで、1回200mg(1日最大600mg)

2 禁忌or原則禁忌

  • 血液・心臓・肝・腎障害
  • ジドブジン(レトロビル)投与中の患者(出血増強)
  • 重篤な高血圧
  • アスピリン喘息
  • 消化性潰瘍

要約すれば上記であるが、とりあえず、消化性潰瘍だけ気をつけていれば良いと思われる。(妊娠・授乳はその都度能書確認前提)

3 その他の注意

4歳以下の使用経験が少ない

4 相互作用

考え方は、バファリンと同じで、血液(ワルファリン)、腎(炭酸リチウム、チアジド、タクロリムス、メトトレキサート)が併用注意。

ニューキノロンはGABA阻害増強のためで、コレスチラミンは吸着による作用低下。

5 副作用

胃障害・出血傾向・浮腫あたりを聞いて、残りはその時添付文書を確認。

6 薬物動態

Tmaxは2.1時間、T1/2は1.8時間 Tmax(最高血中濃度到達時間)は、2時間弱と他と変わらず。半減期が1.8時間で、10時間後にはほとんど血中に存在しないため、1日2回朝・夕食後服用では定常状態はなし、頓服の場合は、最低、約4時間(2.1+1.8=3.9)は間を空けるべきである。6~10時間あけるのが望ましいと思われる。

7 薬効

解熱鎮痛作用

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