インフリー(Cap、SoftCap)

1 用法・用量

適応症 用法・用量
痛み止め 1日2回食後、1回200mg(インフリーCapは1回2カプセル)
痛み止め(頓服) 適応なし
上気道炎 適応なし

2 禁忌or原則禁忌

  • 血液・心臓・肝・腎障害
  • 重篤な高血圧
  • アスピリン喘息
  • トリアムテレン(ジウテレン・トリテレン)投与中の患者
  • 膵炎患者
  • 消化性潰瘍

要約すれば上記であるが、とりあえず、消化性潰瘍だけ気をつけていれば良いと思われる。(妊娠・授乳はその都度能書確認前提)

小児への投与は原則禁忌!!

3 その他の注意

空腹時投与で吸収が低下するので、必ず通常食摂取後又はミルク等とともに服用する。

4 相互作用

ロキソニンなどのほかの薬剤とほぼ同じで、ワルファリン、メトトレキサート、ジゴキシン、利尿剤、シクロスポリン

5 副作用

胃障害・出血傾向・浮腫あたりを聞いて、残りはその時添付文書を確認。

6 薬物動態

Tmaxは5.6時間、T1/2は1.5時間なので、半減期が短くて定常状態には入らない。

痛み止めとしては、作用発現までの時間が長い。

未変化体のインドメタシンファルネシルが活性型のインドメタシンとなった後に作用を示すが、グラフからほぼTmaxとT1/2は未変化体も活性体も変わらないように思える。

頓用はTmaxが長すぎるので向かない。

7 薬効

鎮痛作用と抗炎症作用のみで解熱には用いない。

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