シンポニー(皮下注)

完全ヒト化抗体のTNF-α阻害薬(TNF-αモノクロナール抗体)。

シンポニー(ゴリムマブ)・・・皮下注、初回投与6週目以降は4週に1回100㎎を皮下注(MTX併用の場合は50mg)。1本50㎎なので2本打つ。

適応:既存治療で効果不十分な関節リウマチと潰瘍性大腸炎

  • 4番目の抗TNFα製剤。生物学的製剤で同効薬はレミケードやエンブレル半減期が12日なので4週に1回でOK。他のTNFα製剤も疾患(リウマチ、ベーチェット、潰瘍性大腸炎等)により4週だったり8週だったりの間隔で投与TNF-αがTNF-Rに結合するのを競合的に阻害する。TNF-αはアポトーシスとNF-κBを活性化してサイトカイン産生にかかわるので、これを抑制すれば炎症反応が抑制される。
  • 2-8度の保存。1回使い切り
  • 副作用は感染症と注射部位の反応
  • 使い方(オートインジェクターの場合、皮下注は皮膚をつねってそこに注射):下腹部(へそから5㎝はなす)か大腿にうつ。注射の先の緑の部分を皮膚にあて(強く当てすぎず緑色が少し収まる程度の力)、ボタンを押すとカチッと音が鳴る。3-15秒で自動で注入されるるのでもう一度カチッというまで待つ。薬液がないことを確認したら注射を皮膚から離す。

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