抗リウマチ薬(DMARDs)の作用機序

1 免疫調整薬

免疫調整剤に分類される抗リウマチ薬の作用機序は詳しくは示されていない?もしくは、私が知らないだけかもしれませんが、アバウトに、炎症自体を抑える作用はありませんがRAの免疫異常(サイトカイン抑制、好中球抑制など)を是正することにより、RAの活動性をコントロールする薬です。

抗リウマチ薬の有効率は30~70%とされ、有効な人と無効な人が明確に区別される。

遅効性であり、多くは効果発現まで2,3ヶ月を要する。

比較的早期のRAで骨破壊が著名でなく炎症反応も高度でない場合、効果はさほど高くないが重篤な副作用の少ない薬剤であるオーラノフィン、アクタリットが用いられる。

症状と炎症反応が中等度以上で骨破壊像を認める場合は抗リウマチ作用の比較的強い薬剤である、ブシラミン、ペニシラミン、筋チオリンゴ酸Na

2 代謝拮抗薬

メトトレキサート(MTX)が該当し、ピリミジン代謝(de novo経路)にて、デヒドロ葉酸レダクダーゼを阻害して免疫を抑制する。

3 ステロイド

副腎皮質ホルモンが、血管透過性を抑制して腫張を改善、免疫抑制作用を示す。副腎皮質ホルモン剤の作用機序

4 免疫抑制薬

カルシニューリン阻害薬やJAK阻害薬が該当

5 生物学的製剤

抗TNFαらが該当

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