片頭痛の薬

片頭痛について

片頭痛の病態については別ページ参照。

セロトニン作動薬

血管平滑筋5-HT1Bに作用することで頭蓋内血管を収縮させる。三叉神経5-HT1Dに作用することで、血管作動性神経ペプチドの放出を抑制する。

5-HT1D/1B/1Fを介して脳幹(三叉神経核やPAGなど)における侵害受容の抑制。以上により片頭痛を緩和させる。 トリプタン系薬剤は全て、追加投与の際は、その後2時間以上あけて投与する。

トリプタン系薬剤はセロトニンの誘導体であり、スマトリプタン、リザトリプタン、ゾルミトリプタンの3種はMAOにて代謝され、エレトリプタンはCyp3A4で代謝される。

塩酸プロプラノロールは片頭痛に対する予防効果があり、適応外であるが、併用禁忌の安息香酸リザトリプタンには注意を要する。エレトリプタンはCYP3A4を主代謝酵素とし、マクロライド、イトラコナゾール、GFJなどとの相互作用が問題となる。スマトリプタンは脂溶性が低く、血液脳関門を通過しませんが、それ以外は通過する

  • イミグラン(スマトリプタン)・・・選択的5-HT1B、5-HT1D作動薬。5-HT2や5-HT3や他受容体にはほとんど親和性を示さない。
  • ゾーミッグ(ゾルミトリプタン)・・・選択的5-HT1B、5-HT1D作動薬。RMは口腔内速溶錠。
  • レルパックス(エレトリプタン)・・・選択的5-HT1B、5-HT1D作動薬。
  • マクサルト(リザトリプタン)・・・選択的5-HT1B、5-HT1D作動薬。RPDは口腔内崩壊錠
  • アマージ(ナラトリプタン)・・・選択的5-HT1B、5-HT1D作動薬。

エルゴタミン製剤

無水カフェインは脳血流を減少させ脳圧を低下および、エルゴタミンの腸管吸収を助ける。

  • カフェルゴット(エルゴタミン+無水カフェイン)

NSAIDs

その他

  • テラナス、ミグシス(ロメリジン) 適応
  • トリプタノール(アミトリプチリン) 適応外
  • セレニカ(バルプロ酸Na) 適応外
  • インデラル(プロプラノロール) 適応外

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