表皮と真皮

次に先ほどの図の中の表皮と真皮にのみ注目します。

アトピー性皮膚炎と皮膚の構造

表皮は角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層で構成されていて、基底層の細胞(ケラチノサイト)が分化していく過程で細胞自体に変化が生じて、それぞれの層ごとに異なる細胞構成を持つことになります。 つまり、角質層、顆粒層、有棘層の細胞全て、元は未分化基底細胞ということです。

樹状細胞のひとつであるランゲルハンス細胞は、有棘層に存在します。

真皮はコラーゲン、エラスチン、線維芽細胞などからなる組織で、表皮のように分化をして新しい組織に生まれ変わるということはありません。血管が通っているため常に細胞に栄養がいきわたっています。


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