リドーラ(錠)3mg

1 用法・用量

適応症 用法・用量
関節リウマチ 1日2回朝夕食後、1回3mg(1日最大6mg)

2 禁忌or原則禁忌

  • 金アレルギー
  • 腎・肝・血液障害・下痢・消化性潰瘍の患者
  • 妊娠又は妊娠している可能性のある婦人
  • 小児

要約すれば上記である。NSAIDsではないが、消化性潰瘍にも気をつける必要がある。

小児、妊婦は不可。

3 その他の注意

NSAIDsで十分な効果が得られなかった場合に使用する。

遅効性であり、6ヶ月以降に効果が見られる例もあるが、通常、効果は1~3ヶ月後より発現するので、少なくとも3ヶ月以上継続する。

投与中は毎月1回及び医師が必要と判断したときに血液検査。

4 相互作用

免疫抑制剤、D-ペニシラミン、ワルファリン、フェニトインであるが、機序・頻度は不明。

5 副作用

血液関連の副作用は血液検査にて、間質性肺炎は咳、ネフローゼはむくみを目安に。

6 薬物動態

Tmaxは2時間、T1/2は17日である。

定常状態には、約85日ほどで達すると考える(63日で90%)。 排泄は7日間で、投与量の2.7%だけ排泄される。

7 薬効

免疫抑制作用、抗炎症(好中球、マクロファージ抑制)作用

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