静電気の仕組み

静電気:物質をこすった時等に、電子が移動して、+や-に帯電すること(動かない電荷)。

人体は光電効果含め電子を失って+に帯電しやすく、下敷きに代表されるプラスチックは-に帯電しやすいので、これらが接触すると-から+に電子が移動するので電流が流れる。冬に静電気が起きやすいのは空気が乾燥していて電子が空気中に逃げにくいためと、静電気を起こしやすい衣服を着ることが多いので。

雷が発生するのは、上部の雲は氷の粒になっていて、粒同士がこすりあって静電気が発生する。

小さい粒が+に、大きな粒が-に帯電し、小さい+のが上に、大きい-が下に移動する。雲の下部が-になると、静電誘導で地表が+になる。地表は空気中の電子を奪い、空気が胴体となり、雲から地表へと電気が降り注ぐ。もちろん雲内の+と-で雷も発生している。

プラズマ:固体→液体→水蒸気→さらに熱を加えると原子と電子がイオン化した状態となる。

この状態は電気的には中性だけど、電流が流れやすい。蛍光灯では水銀蒸気とアルゴンガスが充填された管内に、フィラメントから熱電子を放出するとぶつかった水銀蒸気がプラズマ化して、プラズマ化した水銀が再び気体に戻るときに発する紫外線を蛍光管内側に塗布された蛍光体に充てて発光させる。

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