尿毒症

尿毒症は一般的には腎不全、特に末期腎不全の患者に診られる。

尿毒症は体内の毒素(尿素、尿酸、アンモニア、クレアチニン、β2ミクログロブリン、リン、マグネシウム等の電解質、インドール、グアニジン、フェニル酢酸等)が排泄できずに、神経症状、かゆみ、吐き気、心血管障害、けいれん等様々な症状を引き起こす。

診断はそういった症状に加えて血液検査(クレアチニン、BUN、電解質)、尿検査(尿蛋白等)、画像診断、腎生検による評価を通じて行う。

これらの毒素が心膜に炎症を起こすことで引き起こされるのが尿毒症性心膜炎である。治療は血液透析、ステロイド。

クレメジン(球形吸着炭)・・・食間服用。消化管内の尿毒症の毒素を吸着し便として排泄。CKD患者への投与による末期腎不全への進展や死亡の抑制効果は明確ではないが、腎機能低下速度を遅延させる可能性がある=適応も進行性の保存期CKDで血清クレアチニン(S-Cr)の上昇の割合が中等度以上(1ヵ月当りの1/S-Crの変化が0.01dL/mg以上)であることが必要。

関連ページ

コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。

(件名or本文内でキーワード検索できます)



  • << 前のページ
  • 次のページ >>
ページトップへ