ビタミンP(フラボノイド類)
ビタミンPは毛細血管の強化や欠陥透過性の調整に関与するフラボノイド類の総称であり、代表はヘスペリジンやルチン。
ヘスペリジン
柑橘類の皮や果肉に含まれており、下記作用を示す。
- 発がん抑制作用
- 血圧低下作用
- 血清コレステロール、血清脂質低下作用・・・HMG-CoAを阻害する作用がある。
- 骨粗鬆症改善作用・・・HMG-CoA阻害作用による。
- 血管強化作用・・・血管透過性亢進抑制による。
- 抗アレルギー作用・・・TNF-αなどを抑制
ルチン
そば、アスパラガス、シソ科の植物に多く含まれており、強い抗酸化作用により毛細血管を強化する作用がある。
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