アセトアミノフェン・ピリナジン・カロナール(末・細粒・錠・Sr)
1 用法・用量
適応症 | 用法・用量 |
痛み止め | 1日3回、成人は1日900~1500mg(1日最高1500mg)、小児は1日200mg/10kg(1日最高300mg/10kg)目安 |
痛み止め(頓服) | 原則1日2回まで。1回投与量は上に同じ |
上気道炎 | 原則1日2回まで。1回投与量は上に同じ |
シロップは、1回5ml/10kg(最高7.5ml)。
2 禁忌or原則禁忌
- 血液・心臓・肝・腎障害
- アスピリン喘息
- 消化性潰瘍
要約すれば上記であるが、とりあえず、消化性潰瘍だけ気をつけていれば良いと思われる。(妊娠・授乳はその都度能書確認前提)
3 その他の注意
アセトアミノフェンは肝障害(アルコール)に注意すること。
4 相互作用
リチウム、利尿薬、ワルファリン、アルコール
5 副作用
胃障害・出血傾向・浮腫あたりを聞いて、残りはその時添付文書を確認。
6 薬物動態
Tmaxは0.46時間、T1/2は2.36時間なので、半減期が短くて定常状態には入らない。
頓用の場合は、4時間以上あけるのがよいと思われる。
7 薬効
解熱鎮痛作用
視床下部の体温中枢COX3を阻害して、体温を約1.5度下げるといわれる。
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