VTE(静脈血栓塞栓症)とは

VTEはDVT(深部静脈血栓症)とPE(肺塞栓)に分類され、エコノミー症候群とも呼ばれる。

Dダイマー(フィブリンがプラスミンで分解され、FDPが産生→その中の成分で、血栓が形成傾向の指標)が上昇することが特徴。Dダイマー上昇は急性期では可能性が高いが、慢性では陰性であることで除外判断の材料にする程度にすぎない。

DVTは片側性が多い。止血薬やステロイド、女性ホルモンの副作用にも注意する。

DVTの治療には薬物療法としてイグザレルト、エリキュース、リクシアナ、ワーファリンが使用できるが、リクシアナはヘパリン併用が必要であるので、単剤で使いやすいのはイグザレルトとエリキュースの2剤ということになる。

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