クリノリル(錠)

1 用法・用量

適応症 用法・用量
痛み止め 1日2回、1日量300mg
痛み止め(頓服) 適応なし
上気道炎 適応なし

1日2回服用はハイペン、オステラックと一緒。1日量300mgということで、1回が150mgとなるが、販売規格が50mgと100mgしかないので、50mgを1回3錠で服用させる。

2 禁忌or原則禁忌

  • 血液・心臓・肝・腎障害
  • アスピリン喘息
  • 消化性潰瘍

要約すれば上記であるが、とりあえず、消化性潰瘍だけ気をつけていれば良いと思われる。(妊娠・授乳はその都度能書確認前提)

小児は禁忌ではないが、普通服用しない

3 その他の注意

尿が着色することあり

4 相互作用

ロキソニンなどのほかの薬剤とほぼ同じで、腎排泄型、利尿剤、血液関連、ACE阻害、AT2拮抗薬に注意。

5 副作用

胃障害・出血傾向・浮腫あたりを聞いて、残りはその時添付文書を確認。

6 薬物動態

半減期は2相性を示す。

Tmaxは4.0時間、T1/2αは3時間、T1/2βは11~15時間で、5日で定常状態に達する。

定常状態に入れることができるため、慢性の痛みによいと思われる。

頓用は、Tmaxが長くありえない。

7 薬効

鎮痛作用と抗炎症作用のみで、解熱には用いない。

コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。

(件名or本文内でキーワード検索できます)



  • << 前のページ
  • 次のページ >>
ページトップへ