目次
薬学管理料(訪問薬剤管理医師同時指導料)
- 訪問薬剤管理医師同時指導料(6月に1回)・・・150点
概要(調剤報酬点数表)
注1 区分番号15に掲げる在宅患者訪問薬剤管理指導料の1を算定している患者その他厚生労働大臣が定める患者に対し、当該患者又はその家族等の同意を得て、当該患者に対して訪問薬剤管理指導を実施している保険薬剤師が、訪問診療を実施している保険医療機関の保険医と同時に訪問を行うとともに、必要な指導等を行った場合に、6月に1回に限り算定する。
注2 区分番号15の3に掲げる在宅患者緊急時等共同指導料又は区分番号15の8に掲げる在宅移行初期管理料に係る必要な指導等を同日に行った場合は、算定しない。
注3 訪問薬剤管理医師同時指導に要した交通費は、患家の負担とする。
補足(調剤報酬点数表に関する事項)
(1) 訪問薬剤管理医師同時指導料は、在宅での療養を行っている患者であって通院が困難なものに対し、当該患者又はその家族等の同意を得て、当該患者に対して在宅患者訪問薬剤管理指導又は居宅療養管理指導を実施している保険薬剤師が、訪問診療を実施している保険医療機関の保険医と同時に患家を訪問し、薬学的管理指導を行った場合に、6月に1回に限り算定する。
(2) 算定対象となる患者は、以下のいずれかに該当するものとする。
- ア 在宅患者訪問薬剤管理指導料を算定している患者(単一建物診療患者が1人の場合に限る。)
- イ 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料を算定している患者(単一建物診療患者が1人の場合に限る。)
- ウ 居宅療養管理指導費(薬局の薬剤師が行う場合に限り、単一建物居住者が1人の場合に限る。)を算定している患者
- エ 介護予防居宅療養管理指導費(薬局の薬剤師が行う場合に限り、単一建物居住者が1人の場合に限る。)を算定している患者
(3) 同時に訪問を行う「訪問診療を実施している保険医療機関の保険医」は、所属する保険医療機関において在宅時医学総合管理料を算定し、当該患家の患者の主治医であることとする。
(4) 在宅患者緊急時等共同指導料又は在宅移行初期管理料に係る必要な指導等を同日に行った場合は、算定できない。
(5) 訪問薬剤管理医師同時指導料は、特別調剤基本料Bを算定している保険薬局は算定できない。
特掲診療料の施設基準等の一部を改正する件
第十五 十五 訪問薬剤管理医師同時指導料に規定する患者
(1) 在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料を算定している患者(単一建物診療患者が一人の患者に限る。)
(2) 指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準に規定する居宅療養管理指導費(薬局の薬剤師が行う場合であって、単一建物居住者が一人の場合に限り、注2に規定する場合を除く。)を算定している患者
(3) 指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準に規定する介護予防居宅療養管理指導費(薬局の薬剤師が行う場合であって、単一建物居住者が一人の場合に限り、注2に規定する場合を除く。)を算定している患者
レセプト摘要欄(調剤報酬請求書及び調剤報酬明細書に関する事項)
算定の対象となる訪問指導を行った年月日を記載すること。また、同時訪問した保険医の保険医療機関の名称を記載すること。
- 850100608 訪問指導年月日(訪問薬剤管理医師同時指導料);(元号)yy“年”mm“月”dd“日”
- 830100987 同時訪問した保険医の保険医療機関の名称(訪問薬剤管理医師同時指導料);******
『要支援・要介護被保険者』に対する療養の給付
訪問薬剤管理医師同時指導料は、入院中の患者以外(自宅、小規模多機能、社会福祉施設、身体障碍者施設)に算定できる(養護老人ホーム、軽費老人ホームA型、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅の入所者を除く。)。
ただし、医科の在宅時医学総合管理料は、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅に入居してる患者に対して算定できないため、施設入居者に対しては、単一建物居住者一人の場合を算定していたとしても、訪問薬剤管理医師同時指導料は算定できない(参考)。
補足(その他)
- 訪問薬剤管理医師同時指導料は、在宅患者訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料、居宅療養管理指導費(単一建物診療患者が1人の場合に限る。)を算定している患者に対して、これらの指導料に併算定する形で6月に1回だけ算定可能。
補足(Xでの反応)
1. 現場のリアルな疑問・不安
- 初診(医師の初回訪問)同行時は算定できないのでは?f
最も注意喚起が多いポイント。「初診時に同行しても算定できない可能性が高い」「医科の診療報酬を知らないと理解しにくい」「すでに算定している分があれば取り下げることをおすすめ」との投稿が拡散されている。主治医が在宅時医学総合管理料を算定していることが前提のため、医師側の初回訪問では要件を満たさない可能性が高い。 - 算定タイミングと処方箋の有無
医師と同時訪問したが処方箋が出なかった場合、次回処方が出たタイミングで算定するのか、当日算定なのかが不明確で質問が出ている。6カ月に1回という制限もあるため、いつ算定するかの管理が実務上の悩み。 - 対象患者の限定と医師との調整
単一建物診療患者(居住者)が1人の場合に限られ、主治医(在宅時医学総合管理料算定医)との同時訪問が必須。患者・家族の同意も必要で、医師側とのスケジュール調整や同意取得の手間がハードルになっている。 - 同日算定不可の範囲と併算定の整理
在宅患者緊急時等共同指導料や在宅移行初期管理料と同日は算定不可。併算定表の訂正通知で一部が緩和されたものの、「在宅患者訪問薬剤管理指導料に付随して算定する報酬なのに左側じゃないのか」といった疑問が残っている。
2. 算定に成功した・失敗した具体例
- 成功・積極的に取り組んでいる例
- 「ドクターの往診に同行することになった!初の訪問薬剤管理医師同時指導料算定を目指します」との投稿や、「医師とのコミュニケーションが増えて患者さんにとってもより良い医療を提供できるようになる」と実感を述べる声。
- 在宅導入時のパターンとして「初回は在宅移行初期管理料、2回目以降に診察同行してこの加算を算定」という運用を推奨する実践例が共有されている。
- 医師と事前に話し合い、「6月から同意を取れる在宅患者全員に実施していこう」と決めた薬局もあり、早めの算定を意識する動きがある。
- 注意・失敗回避の例
- 初診同行で算定してしまっていたケースについて「取り下げることをおすすめ」と広く注意喚起されている。
- 居宅療養管理指導の患者で「これから居宅の方にはとれないのか」と対象を確認する声や、半年に1回しか取れないため単価への影響を気にする経営者の投稿あり。
Q&A(R8年度調剤報酬改定)
(答)医師による初回の訪問診療時に同時訪問し、共同指導を行うことは可能だが、当該共同指導に係る訪問薬剤管理医師同時指導料の算定は、当該医師により当該患者について在宅時医学総合管理料が算定されたことを当該保険医療機関に確認した後に行うこと。
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記事No3167 題名:Re:匿名様 投稿者:管理人tera 投稿日:2026-06-02 22:12:17
そもそも訪問薬剤管理医師同時指導料が複数名薬剤管理指導訪問料の下の行にないのがおかしいという議論がありますね。
それを受けて、複数名と同じであるとして、同時算定する居宅の点数に外来2をくっつけて算定すれば、同時算定可能であると思いましたが、時系列的に訪問薬剤管理医師同時指導料を居宅と同時算定することは不可能なのでは?と思い、現在は、処方箋が発行され調剤が行われていない状態の往診同行時にはそもそも外来2どころか処方箋発行前に算定できる重複投薬系点数以外は算定できないのではという結論に至りました。
記事No3164 題名:訪問薬剤管理医師同時指導料と一包化 投稿者:匿名 投稿日:2026-06-01 12:12:03
訪問薬剤管理医師同時指導料と外来服薬支援料2はなぜ同時算定できないのでしょうか?厚生労働省の表でバツが書かれているのは見つけたのですが、その理由がよく分からず教えていただけると幸いです。
記事No3132 題名:在宅患者訪問薬剤管理指導料併算定 投稿者:イヴちゃん 投稿日:2026-05-19 07:13:28
管理人様 早々のお返事ありがとうございました。
要件を満たせば算定出来そうですね。確かに複数名〜の方が点数高いです!
医師同時指導料は処方箋発行前に医師に合わせて訪問するってイメージが一般的な気がします、処方箋発行後に同日また薬剤師が訪問する事もあるかもしれませんし、翌日以降って事もありますね。確かに要件満たせばですね。
ありがとうございました。
記事No3131 題名:Re:イヴちゃん様 投稿者:管理人tera 投稿日:2026-05-18 21:44:46
公文を見る限り、条件をクリアしているのであれば(単一建物一人等)併算定できそうですが・・・。
複数名薬剤管理指導訪問料の方が点数的には高いですし、複数名薬剤管理指導訪問料が併算定できるならこちらも併算定できそうな気がします。
記事No3130 題名:在宅患者訪問薬剤管理指導料併算定 投稿者:イヴちゃん 投稿日:2026-05-18 19:16:54
訪問薬剤管理医師同時指導料➕在宅患者訪問薬剤管理指導料(居宅療養管理指導費も)の算定は可能でしょうか?
複数名薬剤管理指導訪問料は併算定可能な様ですが、医師同時指導料は調べても分からずで
ご教示頂きたいです。
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