鎖骨骨折全治までの約1年間の記録
概略
- 年齢:42歳(厄年)。若ければ若いほど全治までの日数は短縮します。
- 痛みのピークは?
→痛みの多くは骨折によるものではなく強打による皮膚や筋肉のダメージのようで、鎖骨付近の痛みはMAXを10とすれば、当日は8、2日目は10、3日目は7、4日目は6、5日目(入院日)はベッドのせいで9、6日目(手術日)の夜が10、7日目(退院日)が8。皮膚の傷は当日が10、2日目が9、3日目が5です。 - 仕事は?
→仕事中の事故が原因であれば労災の休業補償を使える。ただし、最初の3日は有給となり、補償開始は4日目からになるので注意する。仕事をしてもよいかについては、痛みが我慢できるのであれば可能。固定をしているのであればずれないように心がけ、手術予定であれば多少動いて骨がずれても予後には問題ないとのこと。 - リハビリは?
→病院内でのリハビリはありませんでした。特にリハビリの指導もなかったです。術後すぐでも動かしていいとのことですが腕は肩より上に上がりません。 - 費用は?
→3割負担の場合は、入院以外の外来費用として5万位、入院の手術費用として1回目5万点+2回目2万点で、1回目は高額療養費上限を突破するので、2回で14万位、差額ベッド代が有料だと2回で6万位、プレート設置と除去の2回入院の合計額は、25万円位。 - 高額療養費:高額療養費制度のページを参照
- 労災:労災のページを参照・・・今回は業務中の事故なので、最初にかかった中田病院に5号用紙、次にかかった慶友に6号用紙を提出
経過詳細(2023年)
- 12/9 三時頃、ロードバイクで転倒。16時頃中田病院にかかり、レントゲンで鎖骨骨折診断。 バンド固定か手術の2択を受けたが、バンド固定は1か月半ものけぞらせられるのとか、それで失敗して結局手術だとさらに時間かかるので手術を選択し、5000円預けていったん帰宅。
- 12/10 日曜日なので家にて安静に
- 12/11 7時半から慶友受診、レントゲン→診察→再度別部位レントゲンとCT、血液検査、心電図で終了、合計金額34730円、自費で払えないので5000円預ける。
そのまま本社へ行き社会保険労務士あての書類を書く。労災になるかどうかは社労士に確認→労災適用。
その足でFunへ行き自転車を預ける。前輪タイヤホイールが歪んで交換必要とのこと。以前5万のマビック入れたので今回はエントリーモデルの2万位のにする予定。スポークだけのほうが安いが工賃合わせると変わらないかもと。
自動車の任意保険の方は自転車事故は下りないとのこと(1月からは制度改正で下りるようになると)。
この日夜の状態。 - 12/12 朝10時に入院準備外来へ行き、入院に際する説明を受ける。
手術は、骨折観血的整復固定術といい、手術同意書、入院申込書を記載。
入院時に必要なもの:洗面用具、箸、スプーンなど、入浴用具(シャンプー、リンス、ボディソープ)、マスク、着替え、カーディガンなど羽織るもの、タオル、バスタオル、日用品(ティッシュ等)、上履き(ひもなし、クロックス、スリッパ不可)
入院費:相部屋なのに一泊9900円と高め。無料部屋もあるみたいなので聞いてみたが、急を要する形なので無料部屋は満杯で使えず有料一択だと。病院都合であっても差額ベッド代として9900円は必要とのこと。ちなみに相場は一人部屋で6000円とか。
無料にない有料設備は、シャワー、ソファベッド、テレビ、冷蔵庫、Wifi。全て無くていいです・・・ - 12/13 AM11時がチェックイン。受付を済ませたら部屋へ。
部屋についたらすぐに入院診療計画書とかに記名し、身長体重、血圧、SpO2とかを測る。全て終わったら112時に昼食が出る。
昼食を食べたら17時までは薬剤師や看護師、医師が来て色々とチェック。
アクエリ・ポカリ・OS-1の中から3本とカロリーメイト2本入を買っておくように言われる。→安いので1本168円とかなので慶友に入院する人はあらかじめ用意しておくと少し安く上がる。
18時に夕食 夕食後からは禁食。22時までは水又はお茶がOK、22時~翌日AM11時までは、先に買っておいた指定飲料水(アクエリとか)を2本まで飲める。 - 12/14 AM11時までにシャワーを浴びる(そのあとにクリームや化粧水は使用できない)。その後手術前の血圧等の測定と朝昼食は抜きなので、フィジオ140輸液で細胞外液を補充し、14時手術の1時間くらいまえからセファメジンαを静注。
14時に手術室へ移動し、点滴で麻酔の投与し、酸素マスクをつけたらオペ開始。期間にカテーテルが入ったり、切られたりということは全く認識できず。
明細を見ると、筋弛緩薬としてロクロニウム、痛み止めとしてフェンタニル・アルチバ・アセリオ・ロピオン、筋攣縮抑制として?アトロピン、血圧低下抑制としてエフェドリン、麻薬による嘔吐抑制?でカイトリル、筋弛緩からの回復にブリディオンを使っている。
麻酔の方はキシロカイン、プロポフォール、アナペイン、セボフレン吸入を使用している。
プレートは1枚で7万7000円、スクリュー1本5500円が7本使用された。
夕食としてあらかじめ買っていたカロリーメイトを2本、ポカリ1本を摂り、その日は就寝。 - 12/15 1時半ごろすさまじい痛みで起きて預けていたロキソニンを服用。そのまま5時まで就寝、起きてだらだらし、7時ごろから回診。昨日の傷跡を確認し、ひじの手当もしてくれました。以下処置後の状態
明細は以下。 - 12/19 まだ鎖骨下がややマヒした状態が続いており、左肋骨部分と左背中は咳やねじりで痛みが出る。ただ、腕はだいぶ上がるようにもなり、子供を抱っこすることもできるようになった。
- 12/22 まだ痛み有り。切った部分はもちろんのこと、左の肋骨部分は咳をすると未だに痛いし、寝返りを打つ時も痛い。悪くはなっていないがよくもなっていない感じ。
経過詳細(2024年)
- 1/11 接合した場所の下の麻痺はだいぶ取れて少し痛みがあり、その下の肋骨はまだ痛み少しあり左を下にして寝るのがつらい。腕は問題なく上がる。
- 3/9 2月1週にかかるよう言われていたが人員不足で休みが取れず、ようやく受診。レントゲン上ではまだ折れていたが、うっすら白い部分で囲われてきているので骨再生中のよう。もちろん痛みや可動には問題なし。
- 8/13 入院外来で10月のプレートの除去手術のための検査。1359点なので3割だと4080円。
鎖骨プレートの除去
鎖骨に埋め込んだプレートの除去のために、10/21~10/23まで入院。凸凹してるのがプレートのボルトかな。
- 10/21 前回と同じように11時がチェックイン。今回は無料部屋の空きが幸運にも前日に出来たらしく、宿代29700円かけずに済んだ。
- 10/22 8:00から点滴開始。出荷調整中のセファゾリンを使用。
こういうことがあるので風邪の前後は人工呼吸使うような手術は避けた方がいいと思った。夕方まで苦しさは続くが徐々に改善。 - 10/23 8:00に朝食で、8:15分には回診があって、そこで消毒と防水ガーゼを当ててもらって、8:30には退院。除去は設置の時の傷の2/3位しか切開していないらしく、血も痛みも最初に比べると大分楽だった。
- 11/5 最後の外来予定
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