パーキンソン病の薬

パーキンソン病について

パーキンソン病の病態については別ページ参照。

レボドパ含有製剤

レボドパは、ドパミン前駆物質(L-ドパ)、脳内でドパミンに転換されて生理作用を発揮する。

カルビドパはレボドパ脱炭酸酵素阻害薬であり、レボドパの脳以外での脱炭酸を防ぎ、脳内への移行を高める。

ベンセラジドはレボドパ脱炭酸酵素阻害薬で、血中レボドパ濃度を高め脳内のレボドパ移行量を増加させる。

  • ドパストン、ドパゾール、ドパール(レボドパ)
  • ネオドパストン、メネシット(レボドパ・カルビドパ(10:1))
  • マドパー、イーシードパール、ネオドパゾール(レボドパ・ベンセラジド(4:1))

レボドパ賦活薬

ドパミン合成を増やし、ドパの効果を強くする。振戦やウェアリングオフ現象を改善する。

  • トレリーフ(ゾニサミド)

MAO-B阻害薬

選択的MAO-B阻害薬で、モノアミン酸化酵素Bにより代謝されるドパミンの分解を抑えて、L-ドパの作用を長時間維持させる。ウェアリングオフ現象を改善する。

  • エフピー(セレギリン)

COMT阻害薬

選択的COMT阻害薬で、L-ドパの作用を長時間維持させる。ウェアリングオフ現象を改善する。

  • コムタン(エンタカポン)

D2受容体刺激薬

ドパミン受容体を刺激してアセチルコリンによるパーキンソニズムを抑える薬。プロラクチンを低下させるため、妊娠、産婦の人は注意する。

  • パーロデル(ブロモクリプチン)
  • ペルマックス(ペルゴリド)
  • カバサール(カベルゴリン)
  • ドミン(タリペキソール)
  • ビ・シフロール、ミラペックスLA(プラミペキソール水和物)
  • レキップ、レキップCR(ロピニロール)
  • ニュープロ(ロチゴチン) ・・・パッチ剤

DA遊離促進薬

ドパミンの放出を増やす。ジスキネジアを改善する。

  • シンメトレル(アマンタジン)

抗コリン薬

ムスカリン受容体を抑制して、副交感神経を遮断し、パーキンソニズムを抑える薬

  • アーテン、トレミン(トリヘキシフェニジル)
  • アキネトン(ピペリデン)
  • パーキン(プロフェナミン)
  • トリモール(ピロヘプチン)
  • コリンホール(メチキセン)
  • ペントナ(マザチコール)

NE前駆物質

ノルエピネフリンの前駆物質としてNEを補充できる。すくみ足にもちいる。

  • ドプス(ドロキシドパ)

アデノシン受容体拮抗薬

アデノシンA2A受容体の拮抗作用。ドパミンと拮抗するアデノシンの作用を弱める。A2受容体。ウェアリングオフ現象を改善する。

  • ノウリアスト(イストラデフィリン)

TTR型アミロイドーシス治療薬

トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの末梢神経障害の抑制

  • ビンダケル(タファミジスメグルミン)

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