NK細胞
IL-12により誘導されたNK細胞はINF-γをだしマクロファージの活性化と抗ウィルス作用に関与する。NK細胞が行う2つの作用は以下のとおり。
NK(ナチュラルキラー)細胞の作用
- INF-γによるマクロファージ活性化
INF-γによってマクロファージが活性化されると、今までのようなリソソームによる殺菌・分解に加えて、細胞内のNADPHオキシダーゼによりスーパーオキシドアニオンを作って強力な殺菌作用を示すとともに、運動能も高まる。
- 抗ウイルス作用
NK細胞の抗ウィルス作用は、キラーT細胞の作用とかぶらない。なぜなら、キラーT細胞が認識するMHCクラスⅠ抗原を認識しないためである。
逆に、MHCクラスⅠ抗原がない癌細胞のようなものに対しては殺菌作用を示す。
INF-γはインターフェロンガンマの略で、インターフェロンの3つのサブタイプ(α、β、γ)のうちのひとつである。ウィルス標的レセプターにくっつくことで結合を阻害する
- INF-α:白血球で産生
- INF-β:繊維芽細胞で産生
- INF-γ:NK、T細胞で産生
- CD
- 樹状細胞
- NK細胞
- リバウンド
- B細胞
- キラーT細胞
- 感作
- リンパ球
- アラキドン酸カスケード
- Igの構造
- サイトカイン
- ニューロペプチド
- セラミド
- 界面活性剤
- 好酸球
- ケモカイン
- インテグリン
- レギュレーターリスト
- 色素沈着
- 成長因子(GF)
- 活性酸素(ROS)
- NF-κB
- アレルギーの種類
- 骨代謝
- 抗菌ペプチド
- ヘルパーT細胞
- 好塩基球
- 薬の正しい使い方
- 血液凝固反応
- テオフィリン・β刺激薬の抗炎症作用
コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。
- << 前のページ
- 次のページ >>