テオフィリン・β刺激薬の抗炎症作用

一般的に喘息治療に頻繁に用いられるテオフィリンのようなPDE阻害薬やプロカテロールのようなβ刺激薬は、その気管支拡張作用以外にも抗炎症作用を示すことが知られている。

これらの薬剤の抗炎症作用を示す機序は、今現在いくつか示されておりますが、cAMPを増やして気管支を弛緩させるというような単一な機序ではなく、いくつかの機序が複雑にクロストークしているのでわかりにくいです。

なので、わかり次第書き足していくことにします。


β2刺激薬は、ヒト肥満細胞からのケミカルメディエーター遊離を強力に抑制し、LT、ヒスタミンらによるアレルギーを抑えるほか、炎症に関与する肥満細胞以外の細胞からのサイトカインやケモカインの産生、遊離、接着分子の発現も抑制する。

また、好酸球レセプターの一つであるPPARγの発現を増加させて、好酸球による細胞障害・炎症を抑制する。

ステロイドはβ2受容体mRNA発現を高めて受容体数を増加させ、β2刺激薬の効果を回復させるが、β2受容体が継続して刺激されると受容体は細胞内へと取り込まれ、受容体数が減少する。

β2刺激薬はcEBPα(CCAAT/enhancer binding protein α)及びGRを活性化するため、ステロイドにβ2刺激薬を併用するとステロイド作用は増強される。これは、β2受容体刺激により活性化されたMAPKがGRをプライミングするためである。


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