認知症の人にやってはいけないこと
認知症への対応の心得”3つの「ない」”
- 驚かせない
- 急がせない
- 自尊心を傷つけない
認知症の人だからといってつきあいを、基本的には変える必要はありませんが、認知症の人には、認知症への正しい理解に基づく対応が必要となります。
具体的な対応の7つのポイント
- まずは見守る・・・認知症と思われる人に気づいたら、本人や他の人に気付かれないように、一定の距離を保ち、さり気なく様子を見守ります。近づきすぎたり、ジロジロ見たりするのは禁物です。
- 余裕を持って対応する・・・こちらが困惑や焦りを感じていると、相手にも伝わって動揺させてしまいます。自然な笑顔で応じましょう
- 声をかけるときは一人で・・・複数で取り囲むと恐怖心を煽りやすいので、できるだけ一人で声をかけます。
- 後ろから声をかけない・・・一定の距離で相手の視野にはいったところで声をかけます。唐突な声掛けは禁物。「何かお困りですか」「お手伝いしましょうか」等
- 相手に目線を合わせて優しい口調で・・・小柄の方の場合は、体を低くして目線を同じ高さにして対応します。
- おだやかに、はっきりした話し方で・・・高齢者は耳が聞こえにくい人が多いので、ゆっくり、はっきりと話すように心がけます。鼻口、大越、甲高い声でまくしたてないこと。
- 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する・・・認知症の人は急がされるのが苦手です。相手の反応を伺いながら会話をしましょう。たどたどしい言葉でも、相手の言葉をゆっくり聞き、何をしたいのかを相手の言葉を使って推測・確認していきます。
認知症の初期症状は?
認知症の初期症状としてもっとも重要なのが、「同じことを繰り返し話す」ことと、「物の置き忘れ」です。
また、くすりの飲み忘れが多くなり残薬が増える、くすりの数が合わないことが頻繁にある場合も認知症の始まりの指標となりますので、本人がちゃんと飲んでいる強気で話す時などはなおさら認知症の可能性が高いです。
認知症を食い止める
- ホウレンソウなどの青みの強い野菜や、果物類を多く摂る
- 脳の家政科にいいというDHAを含むサンマなどの青魚を食べる
- 動脈硬化にいいと言われているポリフェノールが豊富な赤ワインやコーヒーを飲む
- カレーに含まれるターメリック(ウコン)やオリーブオイルのオレイン酸を取る
- 糖尿病や高血圧、高脂血症などの予防治療、カロリー塩分を控える。
- 博物館に行くなど知的行動習慣を持つ
- 毎日30分未満の昼寝をする
- 起床後2時間以内に太陽光を浴びる
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