認知症サポートの実例
このページは薬剤師である管理人teraが認知症の方の比較的長い期間サポートを行った時の記録です。
ここではサポートを行った方をSさんとします。
Sさんは昭和30年生まれの69歳男性で、令和5年12月22日に便秘にて門前クリニックを初めて受診し、その処方箋(グーフィスのみ)を薬局へお持ちになったのが初めての出会いでした。
その時は記憶に残るような行動をとっていなかったため、お薬をお渡ししただけで終わりました。
数日後、薬局の緊急連絡用の携帯電話にSさんから便秘に関する相談の電話があり、比較的長い時間対応しました。後日、奥さんと一緒に電話のお礼として菓子折りをもって薬局へお見えになりました。
この時点ではまだSさんが認知症であることや家庭環境がどうであるかは知る由もなかった。
令和6年
次に薬局に来たのは令和6年5月21日と半年くらい間が空いた。処方はまたグーフィスのみであったが、他の心療内科でミルタザピン、ジアゼパムをもらっていたようで、それのせいで便秘になってるから飲みたくないような話をしていた。
そのあと1月ほど間が空いて、令和6年6月22日に薬局へSさんから電話が。内容は、奥さんが出ていってしまって、グーフィスをどうやって飲んでいいか、食事をどれくらいとったらいいか等、自分で決められないのでどうすればいいか。自殺したいような話でした。
次に薬局にきたのは令和6年8月2日、この時は他の心療内科でもらっていたジアゼパムを隣の病院で出してもらったとのことでジアゼパムのみの調剤。
令和6年9月17日、令和6年10月7日ともにグーフィスのみ、令和6年10月15日はストレスで胃が張ってるとのことでファモチジン処方、治らず、令和6年10月28日にセンノシドと六君子湯追加、このあたりから様子がおかしくなってきているが、この時点では奥さんが出ていったことによるストレスが原因で起こる胃腸障害もあるので、心療内科の先生に相談してみたらという程度のアドバイスしかできず。
かかりつけではない別の病院の精神科の予約をとってもらうように促し、12月初めに受診予約を取った。
令和6年11月22日はグーフィス、六君子湯、モサプリド処方、令和6年12月9日はグーフィス、六君子湯、モサプリド、酸化Mg処方。この頃から処方箋とは関係なく不定期で薬局に便秘の相談に来るようになり、流石におかしいと感じはじめたため、高齢者相談センターに連絡したところ、Sさんのことをご存じで、たまにボランティアとして高齢者のイベントに誘っているとのことだった。少しSさんの様子がおかしいので、別の病院の精神科の予約を取っていってもらうように促したとお伝えした。
令和6年12月17日にSさんが別の病院の精神科に受診した時の様子を報告しに薬局へ。Drに話を聞いて欲しかったようだが、全く話を聞かないばかりか、何やら検査みたいなのをされるし、いろいろと強く言われるし絶対にもう行かないと言っていた。その旨をSさんのかかりつけの心療内科へ電話して、Sさんのこうした状況を情報提供するとともに、気を許しているこちらの病院の方で何とか対応してほしいとお話し。
令和6年12月18日、高齢者相談センターに電話し昨日のことを報告したところ、相談センターの方が昨日の精神か受診に同席してくれていたらしく、長谷川式15点/30点だったため、診療情報提供書を書いてもらい来週かかりつけの心療内科の方にもっていってこれるとのこと。現時点では本人のプライドがあるため介護認定が取れないので引き続きボランティアとして参加してもらいながら見守る形をとると。
令和6年12月26日、高齢者相談センターに状況確認。先日の精神科の診療情報提供書とともに、かかりつけの心療内科にSさんと職員2名で受診、認知症と告げられる。どうやら令和6年9月にこちらの心療内科でも長谷川式をしていたらしくその時は18点、3か月でさらに悪化している。診断書に認知症と書かれたことに対してSさんが怒ってしまい、奥さんがいないことと認知症と告げられたことのストレスで便秘がさらに悪化気味に。
以降、頻繁に薬局に来るようになる。相談内容は便秘、奥さんとの離婚、認知症の3点が主で、同じことを繰り返し話す感じ。話を聞いてあげて同調してあげるしかできず。
令和7年
令和7年3月21日、Sさんについての地域包括ケア会議が高齢者相談センターにて開催され出席。出席者は高齢者相談センタースタッフ3名及び市役所職員1名と自分。ここでSさんのことについて誰も何もわかっていないことが浮き彫りになる。
令和7年3月29日、Sさんが家庭裁判所からの婚姻費用分担請求審判書をお持ちになり、どうしていいかわからないとのことで、代理で対応。今までの来局で入手した情報だけでは情報量が少ないので、MCS(Medical car station)内にSさんのスレッドを作成し、高齢者相談センタースタッフ3名を招待してこちらを介して情報交換をすることに。
ここまでのSさんの状況を未記入のものを含めて整理すると、
- 令和6年8月時点で離婚調停が始まっており、出頭命令を認知症だったこともありSさんが無視したため、離婚調停継続中(離婚が成立するまで)、毎月3万6000円を原告である奥さんに弁護士の口座を通じて支払うよう裁判所から審判が下されている。
- 令和6年8月に警察からDV防止法による接触禁止命令が下っており、本人ばかりか薬局であったとしても、奥さんと娘、孫に至るまで直接の接触を出来ないこと。接触をするためには弁護士を通じてするしかないが、弁護士事務所は本人以外からの電話は全て拒否、本人に聞いて欲しいことを使えても認知症があるため上手く伝えてくれないし、聞き取ってもこちらにきちんとフィードバックしてくれない。スピーカーに使用にも弁護士事務所からの連絡は必ず折り返しになるので、本人が薬局にいない時に本人の携帯に電話があるため、話が進んでいかない。幸い高齢者相談センターが奥さんの連絡先を知っていたため、そこは救い。
- 奥さんだけでなく、娘もいるものの、理由はわからないが娘も奥さん以上に会いたくはないし、関わりたくないとのこと。兄弟がいるが疎遠。というわけでSさんは身内が誰もいないのと同じことになる。
- 令和6年11月にベンツと自家用車の接触事故を起こしていたが保険会社に連絡しておらず。
令和7年4月4日、高齢者相談センターの職員が自宅に訪問したところ、Sさんの免許証、車検、自賠責は令和8年まで有効も、任意保険は令和7年4月までを確認。自宅は元奥さんに対して思っていることを書き綴った紙が何枚も貼られていた。紙には一枚一枚日付が記されており、令和7年2月ごろから3月まで書いたものが主に貼ってあった。いつも薬局で話すことは、奥さんがいなくなったけど隠れて自分がいない間に来ている形跡があるとか、本当は自分が書いたものなのに奥さんが書いてるみたいな話をしたり、支離滅裂、一度、奥さんはいないし戻ってくることは絶対にない。もし奥さんが来ていると思っているのであればそれは自分が幻覚を伴う認知症であると認めることに等しいけどそれでもいいんですか?と強めに話したことがあって、一度足が止まって1日開けて薬局に来たのだが、話したことは忘れていたため、無理に諭すことはやめた。
令和7年4月7日、家庭裁判所の審判で指示された金額を振込にSさんと一緒に銀行に行ったところ、SさんがATMの操作が出来ないことが判明。キャッシュカードが見つからなかったり、印鑑が見つからなかったり大変だったが、何とか振込を終える。のちのちのことを考え、銀行の方に審判書のコピーを渡して、今後Sさんが振込手続きで躓いたり、引き落としで躓いた際は、ご協力をお願いしたいと伝えた(審判書の内容は口座と紐づけて保管してくれるとのこと。)
令和7年4月17日、年金が振り込まれているので、その確認と4月分を振込に行く。ここら辺から通帳の内容や現金等、Sさんの資産の管理を代理で行うようになる。
令和7年5月29日、Sさんが地方裁判所からベンツとの事故に関する訴状が届いたと薬局へ。中を見てみると、事故の後、何度かSさんに連絡しても奥さんとの離婚の話ばかりで話にならず、保険会社に連絡をしなかったために仕方なく弁護士に相談して賠償金請求の訴状を出さざるを得なかったと書いてあった。任意保険の期限内だったのですぐに保険会社に連絡し、訴状のコピーや一緒に届いたドラレコ情報などを送った。後日外部のリサーチ会社との立会にも同席し、状況を説明、こちらの方は保険会社にお任せでいったん終了に。もはやもう自分で何かを出来るレベルにはない。
令和7年6月5日、ほとんど読んでいない新聞を代理で解約、かけられていた医療保険も解約。新聞は代理でもいける。医療保険は携帯をスピーカーモードにして本人にYESと言ってもらって解約。携帯代が1月2万円引き落としされており、年金額に対しての比率が高いため、後日契約内容の照会に行く予定。
令和6年6月6日、やたらSさんが施設の人に宗教に誘われたとか言ってきており、今日も誘われたと言っていたため、高齢者相談センター連絡して今日連絡を取ったかを確認したが、今日はお会いしていないという話だったので、Sさんの着信履歴から勧誘してくる女性に連絡、医療関係者であればMCSに入って一緒にSさんのサポートお願いできますか?とお伺いをしたところ、医療関係者ではなく、あえて言うなら友達みたいな言い方をされた。なぜか後日薬局にあいさつに来られるということで薬局の住所を教えたところ、次の日にその女性が来局し、顕正新聞なるものを渡され、拝むことで医療で治らなかった難病が治った例が載っているので見て欲しいと言われる。病は気ともいうしあり得ない話ではないが、Sさんの場合、2つの裁判所から訴状やら審判が下されており、無視すれば逮捕、こうした状況も祈れば解決しますか?と逆に聞き返してお帰り頂く。
令和7年6月10日、5月入って以降毎日薬局にいらっしゃるので、そのたびに車の運転は控えるようにお伝えしているせいか、雨の日以外は極力自転車で行動するようになっている。しかし、この日Sさんの自転車が止まっている車のミラーにぶつかって、ミラーが傷ついたいう事故が発生。事故はSさんが代理の方が書いたメモみたいなものを薬局にお持ちになったことで発覚。Sさん曰く車の方がぶつかってきたとのことだったが信用できないので、代理で相手の方に連絡したところ保険会社に任せているとのことで保険会社へ連絡、見積もりを取ってもらい、送ってもらえれば、全額支払うよう説得するつもりでいる旨をお話し。
令和7年6月11日、警察に連絡して以前高齢者相談センターの方が免許返納を促すように働きかけた案件はどのようになっているのか?なるべく早めに再試験通知のような何かしら免許を返納させるようなことをしていただかないととんでもないことになりかねないと話した。後日警察官を自宅に向かわせて調査するとのこと。
令和7年6月12日、14時にドコモショップに行く予定だったが、警察がまさかの昨日の今日来てしまったらしく延期に。その後Sさん薬局に来て警察が来たことを話してくれたが、逮捕されると思ったけどいい人だったと危機感無し。夕方警察から連絡があり、警察官からの情報で明らかに認知症であることが確認できたので、本部の安全相談室の方からは医師の診断書提出が令和7年9月下旬の予定だったが6月に早めるように働きかけるとの回答。
令和7年6月17日、Sさんの娘さんから高齢者相談センターへ電話あり。再度父には会いたくない旨を伝えられるものの、いろいろな人に迷惑をかけているので、本人に合わないのであれば保証人など引き受けていい。ただし施設に入って勝手にうちまできたりしない状態になることが条件のような内容。介護認定を最近取ってケアマネを決めている途中だけど、保証人がいないと全ての介護サービスが受けられないため、少しほっとした反面、相談センターの方はあまり期待できないと回答。今の状態では施設にすぐに入ることは不可能(介護度的に)なので、先に訪問か通所を利用する形になる。直接本人に会わないで契約をするというのも、財産分与を請求している奥さんの側近が、何かあった時の保証人になるのは変な感じもするので一旦は保留。後日、娘さんになんとか相談センターに来てもらって、再度ケア会議をしたいので娘さんと再度話してみるというところでストップ。奥さんの携帯代と医療保険代がSさんの口座から引き落とされていることも伝えてくれたが離婚後に変更手続きをしようと考えてたという回答で、すぐに変更してくれるかは不明。
令和7年6月18日、年金が振り込まれているはずなので銀行へ。奥さん名義の引き落としを受けつつも毎月3万6000円払うのは納得がいかないので全額払いたくなったが今回は2か月分まとめて振込。Sさん本人は自分では内容もATM操作もわかっていないので言われるがまま。
同日、奥さんの担当弁護士から相談センターへ連絡あり、離婚調停を終了して離婚訴訟につないでいく予定。今の時点では認知症が進行しており話し合いや出頭が出来る状況ではないことを相談センターの方が伝えたところ、成年後見人の申し立てをする方向で動くということになった。
成年後見人を立てるにも月単位で費用が掛かるし、娘さんが後見人的立ち位置で保証人になるのはどうですか?奥さんとの間を仲介してなるべく示談という形で円滑に処理したほうが、外部に支払う費用も手間も減ってお互いいいのでは?と提案したところ、相談センター側は費用が掛かっても成年後見人を立ててもらって色々なことを勧めたいという意向。やはり今の状態では介護サービスを利用できず、出来ることが限られてしまうためであろう。個人的にはなるべく月々の出費を減らして、介護サービスに利用できるお金を増やす方向で動いており、できれば特養で10万以上、老人ホームで20万位はかかるため、後見人費用もカットしたかったけど、状況が悪化すればそれはそれなりに何とかなる(施設入所の費用に関して)という回答だったため、成年後見人申し立ての方向で動くことにした。
令和7年6月19日、予約しておいたドコモショップへSさんとともにプラン見直しに行く。Sさん本人が1万5000円、奥さん分が5000円引かれていることがわかり、1万5000円のうち6000円は家の光回線の利用料、残りが携帯代。ネットを使う能力がすでになく、パソコンでも携帯でもインターネットはしていないように見えていたが、月々2GBほど利用実績があることが判明。かといってWifi用に6000円払うのは馬鹿らしいので解約し、4Gのプランに変更、他にも要らないオプションを切ったけど、6000円台までしか下げられず。メールは自作自演メール(自分が奥さんい送ったメールがデリバーエラーで自分に戻ってきたメールを奥さんが送ってきたメールと思いやり取りをしていると思っている)でしか使っていないのでなしを希望していたが、本人がメールはいるとの一点張りでやむなく継続。ドコモ契約変更の担当者が本人がYesと言わないと解約してくれないから厄介。後は後見人に任せよう。格安SIMで2台共に20GBで合わせて4000円しか払っていない自分にはぼったくりにしか思えない。
令和7年6月20日、忙しくて本当はDカードゴールドをダウングレードしたかったけど時間なくて後日に回す。未使用のカードを封筒ごと通帳とかの大事なものの束に括り付けておいて昨日まであったのになくなっていてカード番号がわからなくなったのが厄介。Dカード割引のせいで仕方なくカードを契約するけど、こうやってすぐ無くすし使えないのでほんといらない。
令和7年6月21日、何度車に乗るなと言っても買い物などでたまに乗ってしまうので、任意保険に再度加入を検討。車のオドメーター写真が必要だったので、後日に回す。認知症でも入れるのか今現時点では不明。
令和7年6月23日、Dカードゴールドのダウングレードの電話だけで苦戦。後見人でないとなかなか間に入ることすら大変で、時間もかかる。カードの紛失連絡ついでにダウングレードしたかったが、カード番号がないとダウングレードできないらしく、一旦再発行。
車の任意保険に申請に必要なオドメーター写真を撮りに行って書類がそろったので申し込みに進むも13ヵ月以内に契約があると電話で申し込みじゃないとダメとなっており、後日電話で申し込みすることに。本日AMにもらったいつもの便秘薬はまだ袋の中でどこにあるかすら忘れている。明らかにきちんと服用はしていないけど本人が元気そうならと何も指摘はせず。指摘することでかえって訳が分からなくなったり逆上する恐れがあるため。
令和7年6月26日、自転車事故の方の相手の弁護士が来局し、事故内容と賠償請求額(見積書)の紙をお持ちに。その日の午後にSさんが来局したので、一緒に銀行に行き賠償金を入金。これにてこの事故の方は終わり。明日2時に高齢者相談センターに来るようにという紙をメモ帳に挟んでいたのが見えたので、MCSでセンターにメールし連携をとる。
令和7年6月27日、2時前に2回来局、認知症と言われたのであそこのメンタルクリニックに行きたくないと。後見人申し立てに必要な診断書を取得するために高齢者相談センターの方から受診を勧めたのかと思いきや、実際は自分で予約をしていて、それすら本人が覚えていない。センターと連絡を取り合っているのにSさんとの会話から勝手な想像をしてしまうと事実とは異なることもしばしばあるので、こまめに内容の確認をしている。
令和7年6月28日、AMに来局し、安全運転相談室からの以下の書類をお持ちになる(令和5年時は診断書を提出したもののまだ運転大丈夫との判断通知。次回再検査は令和8年9月の予定も、警察に連絡して時期を早めてもらったため、今回早めの通知が届いた。)


本来であれば後見人申し立てに必要な診断書と同時並行するために少し余裕をもって予約するのがよいものの、個人的な都合やその場のノリ的なものもあり、AMに予約し、PM4:10に受診という形になってしまった。
車の運転はなるべくさせくないので、Sさんの自宅まで迎えに行って、そのまま心療内科へ。一緒に診察室へ入り、状況を説明した。長谷川式は15点、医師からは以前撮った画像所見も見せていただき、前頭葉萎縮を確認。本人は運転継続を希望していたため、本人の期待を裏切る形で話を勧める形になり、最後は運転をしないほうがいいとDrから言われて本人落胆で終了。帰りの車は地獄。
令和7年6月30日、朝一来局、相当精神的に追い込まれているだろうと思いきや、認知症であることが幸いし、令和5年のまだ運転は大丈夫とかかれている診断書を昨日受診した時の診断書と勘違いし、逆にほっとしたご様子。この誤認を生かす形でその後対応することにする。今日だけで6回来局。さすがに疲れる。
令和7年7月1日、10時に処方箋をもって来局、門前クリニックで心療内科でもらい忘れたジアゼパムと、6/23にもらった便秘薬を奥さんが持って行ってしまったのでなくなったということで少しだけ出してもらったとのこと、絶対あるはずだが。この日は休みを取っていたので他のスタッフが対応。
令和7年7月3日、一緒に郵便局へ行きNTTからレンタルされているルータの返却を行う。同時に不在通知されていたDカードゴールドを受け取り、そのまま薬局へ移動し、Dカードゴールドからレギュラーカードへのダウングレード申請を行うとともにETCカードの停止を行う。ダウングレードはWebサイトで行う事が難しいので、後日郵送にて来た書類を返送することで完了させる予定。
令和7年7月5日、警察へ自分がかけた電話の履歴が警察からかかってきた着信履歴と勘違いして、折り返し電話→そうするとまた発信履歴が増えてそれを着信履歴と勘違い→のルーチンで何度も警察へ電話しているようだったので迷惑していないかを確認してみたけど、電話に出た警察官はわかっていなかったようだったのでこのまま放置することにした。
令和7年7月11日、Sさん自宅にて、最近路上で出会った友達と言われる方にお会いした。近所に住んでいる33歳の男性で、結婚していて3歳の子供がいるにもかかわらず、家にいたくないとのことで最近ちょこちょこSさんの自宅に遊びに来たりしているとのこと。車がなくなったら自分が乗っけていきますよとか結構フットワークが軽い方で、意外と親身にSさんのことを考えていてくれていそうだったので、今後も協力していただけたらとお願いした。
令和7年7月14日、裁判所からの通知が不在になっていたので、Dカードのダウングレード書類提出とともに受取に行きました。裁判所からの書類の内容はベンツとの事故のもので、期日呼出状でした。保険会社に連絡し内容の確認を行ったところ、解決済みで時期に相手がとり下がるでしょうとのことで安心。
また、安全運転相談室から、「臨時適性検査の結果と今後の手続きについて」の書類が届き、「令和7年7月22日までに免許が返納されない場合は、取り消し処分手続きに移行します」と書かれていたため、本人の免許返納を促すも理解できず、精神的にも不安定だったのでひとまず様子を見ることに。
令和7年7月18日、高齢者相談センターより、自宅が荒れていると画像とともに連絡あり。障子や押入れのドアがびりびりに破かれていて、床にも色々な書類やものが散乱している状態。
令和7年7月25日、高齢者相談センターがお誘いしていた月1回の認知症サロンに連れていくため車でお迎えに上がったが、体調がよくないという理由で断られ、参加見送り。
令和7年7月27日、おそらくこの日の夜が最大の荒場だったと思われる。夜警察から2回電話が入ったものの、寝ていて気付かず。
令和7年7月28日、AMに高齢者相談センターから昨夜の事に関して連絡が入って警察からの電話の内容に初めて気づく。自宅の1階、2階の殆どのガラスを自分で割ったため、ガラスが割れる音を心配し近所の方が警察に連絡したとのことでした。昼休みに伺ったところ、飛び散ったガラス、液晶部分がはがれたテレビ、ふすまに刺さったはさみ、投げ捨てられた包丁などひどい有様でした。この日は状況把握のみで作業はせず。
令和7年7月29日、窓ガラスがずっと割れているのは問題なので、1階部分は雨戸とカーテンを締めて防犯対策。雨戸のない窓は一旦そのままにして後日どうするか考えることに。暑いのにエアコンがかかっていないのでかけようとするも、リモコンが破壊されており、本体の緊急運転スイッチで稼働させる。ただこの方法だと30分で切れてしまうし、温度調節などが出来ない点が難点。
また、免許返納ををかねて昨夜の内容を確認するために一緒に警察署へ。その場で警察官2名、事務1名、とともに2時間ほど説得し免許返納完了。昨夜の状況についても把握。
令和7年7月31日、免許を返納したばかりだというのに、車で来局・・・。仕方ないので顔見知りの中古車販売業者に連絡して車を査定がてら預かってもらうことに。状況証人として高齢者相談センターにも同席をお願いし、車を預けることに成功。車のカギを預かるという手もあったが、長期的に見ると一時しのぎにしかならないので、動くうちに対処。預かり証などの書類を本人に渡すと後々めんどいので高齢者相談センターに書類は持っていてもらうことに。 預けた後は高齢者相談センター一緒に窓ガラス破片の型付けと空いた穴部分に段ボールを貼るなど片付け作業。
令和7年8月1日、薬局へお見えになり、車が奥さんに盗まれたと話される。預けたことを既に覚えておらず。
令和7年8月4日、昨夜にまた暴れたようで、ガラスが今以上に飛び散り、階段に穴、ガラスを踏んで出血したと思しき血痕まで床についていた。踏みそうな部分の掃除をし、以前掃除したものの一部を袋に入れた状態で部屋において置いたら袋が破かれて散乱していたので、ゴミは全て持ち帰り、薬局においておくと薬局スタッフの迷惑になるので、自分の自宅に保管。
今まで無視され続けていた家族から高齢者相談センターに電話があったと連絡があった。なにやら私物を取りに行きたいから援護してとのことらしい。センターは家族と連絡が取れて喜んでいるが、こちらは自分勝手すぎてイライラしかない。
令和7年8月6日、朝からかなり落ち込んでおり、自殺をほのめかす言動が見られたため、フォローし、家にあるジアゼパムを服用するよう促すもいまいちだったため、センターに電話し、午後フォローしてもらうようにお願いした。夕方には精神的に落ち着いているように見えたので、人とのかかわりが本当に大切だと感じた。
令和7年8月8日、アマゾンで頼んでおいたエアコンのリモコン来たので自宅へお持ちする。動作確認し、上手く動いたのでそのままつけっぱなしにして、リモコンはまた壊されないように隠しておくことにした。
令和7年8月11日、2階のものが1階に降ろされて散らばっていたり、小窓が丸く割られていたりと少し荒れていた様子。脱衣所に脱ぎ捨てられているずっと選択していない洋服のせいで、脱衣所が強烈なにおいを放っていましたが、高齢者相談センターが洗濯乾燥と換気扇を回してくれたため大分家の中の匂いが改善された。
車の査定額の連絡があった。査定としては金額がつかず、廃車扱いで破棄するのに2万円かかるとのこと。廃車であれば廃車買い取り業者に任せれば無料で引き取ってもらえるわけではあるが、一応動くし車検も残っているので、高齢者相談センターを通じて後の処理は家族にお任せすることにした。
令和7年8月14日、少し掃除した後、郵便局になくして再発行していた通帳を取りに行く。帰りに通帳に記帳したかったがキャッシュカードを薬局に忘れたので解散
令和7年8月15日、新しい通帳へ記帳し財産把握、及び部屋に散らばっていた数千枚の小銭をちまちま100枚ずつATMにて入金。通帳もキャッシュカード同様薬局保管することに。精神的にいまだ不安定なので、センターに自分が安否確認できない日のフォローをしてもらうようにお願いする。
令和7年8月16日、気力が記憶ともに低下が顕著。数秒前のことすら覚えられない状態。今までできていた過去の記憶も障害されており、何をすればいいのかわからない状態。それを自分で少し認識できており、思うように色々なことを出来なくなってることがストレスの一因になっている。ドラッグストアに買い物に付き合ってそれをひしひしと感じた。家の鍵をかけて外出後、鍵をどこに置いたかわからず家に入れないという状況で家にも鍵をかけれず。
来てくれている時はいいけど、俺が帰ってしまった後は急に寂しくなり、家族への怒りも混みあがってきてものに当たってしまうと改めて言われる。せめてテレビがあれば・・・と小さいテレビを買いに行きたいと話されていたので、その日の夜メルカリで4500円の中古24型液晶テレビを購入。また壊されるのやなので中古かつ、薬局が貸すという名目でおいてくる予定。
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