電気痙攣療法(ECT)

electroconvulsive therapy(ECT)は、他のいかなる治療法よりも反応性が高く、即効性があり、的確に行われれば、安全性も高く、絶対的な禁忌はないとされている。

昏迷状態、精神病症状が著しいとき、重症な拒絶を伴う場合には検討する必要がある。

また、投薬による副作用が生じやすい高齢者や不耐性の患者にも検討に値する治療法である。

サイン波ECTとパルス波ECTが使われているが、パルス波ECTは、エネルギー量が少なく、電流を保ったままパルス幅、周波数、通電時間を変えることによって患者の痙攣閾値に合わせた出力を選ぶことが出来る。

血圧や脈拍の変動はサイン波より明らかに少ない。

ECTのうつ病に対する有効性は80~90%、難治性うつ病でも50%あるといわれている。

関連ページ

コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。

(件名or本文内でキーワード検索できます)



  • << 前のページ
  • 次のページ >>
ページトップへ