双極性障害とは
双極性障害は気分が抑うつとハイ状態に激しく変動する疾患。浮き沈みが激しい方が自殺のリスクが高いため、双極性障害の方が自殺率が高い。
双極性障害には、
- 双極性障害1型・・・激しい躁状態とうつ、そのあとのどちらでもない期間。1年のうち67%はうつ状態で過ごし、20%が躁状態、13%が混合状態。
- 双極性障害2型・・・軽い躁状態と1型と同じ程度のうつ、そのあとのどちらでもない期間。1年の94%もうつ状態で過ごし、躁状態は2%、4%が混合状態。この2%に気付けるかどうかで治療が全く異なる。
- 急速交代型(1年の間に4回以上躁鬱が変動する。1型と2型どちらにも起こりえる)
- 混合(鬱っぽい躁病とか)
がある。
双極性障害には、通常うつ病に使用する抗うつ薬ではなく、気分安定化薬と呼ばれる薬を使用する。
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