気管支拡張薬一覧

分類 成分名 商品名 規格・剤形・補足
β刺激薬 エフェドリン エフェドリン塩酸塩 散10%、α1刺激・β1.2刺激作用、鼻閉適応有
dl-メチルエフェドリン メチエフ 散10%、注、β2作用はエフェドリンより弱く中枢性鎮咳作用のため主として咳止め
イソプレナリン プロタノール
アスプール 吸入液
トリメトキノール イノリン 散1%、錠3㎎、シロップ0.1%、吸入液
β2刺激薬(SABA) サルブタモール ベネトリン 錠2㎎、シロップ0.04%、吸入液
サルタノール インヘラー
テルブタリン ブリカニール 錠2mg、シロップ0.5%、注射液
フェノテロール ベロテック シロップエロゾル、DS0.5%(タカタのみ)
β2刺激薬(内服SABA/外用LABA) プロカテロール メプチン 顆粒、錠50μg、ミニ錠25μg、シロップ、DS0.005%、吸入液、吸入液ユニット0.3ml/0.5ml、エアー、キッドエアー、スイングヘラー
β2刺激薬(LAMA) ツロブテロール ホクナリン 錠1㎎、DS小児用0.1%、テープ0.5mg/1mg/2mg
ベラチン 錠1㎎、DS小児用0.1%
クレンブテロール スピロペント 錠10μg
サルメテロール セレベント ロタディスクディスカス50μg
インダカテロール オンブレス 吸入用カプセル150μg
ホルモテロール オーキシス ダービュヘイラー9μg
テオフィリン製剤 テオフィリン徐放錠 テオドール 顆粒20%、錠50㎎/100mg/200mg、シロップ、DS20%、慢性気管支炎・肺気腫への適応は100㎎/200mgのみ
テオロング 錠50㎎/100mg/200㎎、慢性気管支炎・肺気腫への適応は100㎎/200mgのみ
テオフィリン「サンド」 徐放Cap50㎎/100mg/200mg、慢性気管支炎・肺気腫への適応は100㎎/200mgのみ
ユニフィルLA
錠100㎎/200mg/400mg
ジプロフィリン ジプロフィリン「エーザイ」
プロキシフィリン モノフィリン 原末、錠100㎎、注
アミノフィリン ネオフィリン 末、錠100㎎、注、点滴用、強心利尿・心筋刺激・冠拡張作用も
アプニション 静注
テオフィリン配合 プロキシフィリン・エフェドリン・フェノバルビタール アストモリジン 配合腸溶錠、配合胃溶錠
ジプロフィリン・エフェドリン・パパベリン・ノスカピン・ジフェンヒドラミン アストフィリン 販売中止
抗コリン薬(SAMA) イプラトロピウム アトロペント エロゾル
抗コリン薬(LAMA) チオトロピウム スピリーバ 吸入用カプセル、レスピマット60吸入
グリコピロニウム シーブリ 吸入用カプセル
アクリジニウム エクリラ ジャヌエア30吸入/60吸入
ウメクリジニウム エンクラッセ エリプタ7吸入/30吸入
β2刺激薬・抗コリン薬配合 グリコピロニウム・インダカテロール ウルティブロ 吸入用カプセル
ウメクリジニウム・ビランテロール アノーロ エリプタ7吸入/30吸入
チオトロピウム・オロダテロール スピオルト レスピマット28吸入/60吸入
グリコピロニウム・ホルモテロール ビベスピ エアロスフィア28吸入/120吸入
ステロイド・β2刺激薬・抗コリン薬配合 フルチカゾンフランカルボン酸エステル・ビランテロール・ウメクリジニウム テリルジー 100エリプタ/200エリプタ
ブデソニド・グリコピロニウム、ホルモテロール ビレーズトリ エアロスフィア56吸入/120吸入
モメタゾンフランカルボン酸エステル、グリコピロニウム、インダカテロール エナジア 吸入用カプセル中用量/高用量
ステロイド・β2刺激薬 フルチカゾンプロピオン酸エステル・サルメテロール アドエア ディスカス、エアゾール120吸入
ブデソニド・ホルモテロール シムビコート タービュヘイラー30吸入/60吸入
フルチカゾンプロピオン酸エステル・ホルモテロール フルティフォーム 50エアゾール56/120吸入、125エアゾール56/120吸入
フルチカゾンフランカルボン酸エステル・ビランテロール レルベア 100エリプタ14/30吸入、200エリプタ14/30吸入
モメタゾンフランカルボン酸エステル・インダカテロール アテキュラ 吸入用カプセル低用量/中用量/高用量
吸入ステロイド(ICS) 気管支喘息のみでCOPDの適応無し
ロイコトリエン拮抗薬

β刺激薬

選択的β2刺激薬のことで、気管支のβ2受容体に作用して気管支を拡張することで喘息発作を抑える。ただ選択的とは言ってもβ1作用も少なからずあるので、頻回の使用は心臓のβ1受容体を刺激して心悸亢進、不整脈が起こる可能性があります。

心疾患、甲状腺機能亢進症(β1↑)、糖尿病(グリコーゲン分解)には注意して使用する。

  • メチエフ(メチルエフェドリン)
  • ベネトリン、サルタノール(サルブタモール)
  • ブリカニール(テルブタリン)
  • ホクナリン、ベラチン(ツロブテロール)
  • メプチン(プロカテロール)
  • スピロペント(クレンブテロール)
  • セレベント(サルメテロール)
  • オンブレス(インダカテロール)

テオフィリン徐放剤

PDE(ホスホジエステラーゼ)を阻害することで気管支を拡張するのに加えて、抗炎症作用も併せ持つ(機序は上図のホスホジエステラーゼ阻害の部分)。

有効血中濃度が狭いので服用回数は守ること。

徐放剤。気道炎症に対する抗炎症作用も持つ(ヒストン脱アセチル化酵素活性の増強作用)呼吸中枢刺激作用。濃度に依存して、消化器症状などが出ることがある(乳幼児では痙攣に注意)。喫煙、アルコールにより血中濃度が低下する。

  • テオドール、テオロング、ユニフィル(テオフィリン)

抗コリン薬

気道のムスカリン受容体を遮断し、気道の収縮を抑制する。β受容体が減少している高齢者に主として用いられる。

β2刺激薬に比べて効果発現遅く、効果も弱い。COPDによる気道収縮は主に迷走神経から遊離されるAchにより生じているので、COPDに適する。

  • スピリーバ(チオトロピウム)
  • シーブリ(グリコピロニウム)

吸入ステロイド

ステロイドの作用機序は抗炎症薬(ステロイド)の種類と作用機序を参照。

吸入ステロイド一覧表

  • アルデシン、キュバール(プロピオン酸ベクロメタゾン)
  • フルタイド(プロピオン酸フルチカゾン)
  • パルミコート(ブデソニド)
  • アドエア(フルチカゾンプロピオン酸エステル+サルメテロール(β))

抗アレルギー薬

抗アレルギー薬の作用機序は抗アレルギー薬(抗ヒスタミン、抗LT、CM阻害、TXA2阻害)を参照。

  • オノン(ブランルカスト)

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