光の種類

光は電磁波と呼ばれ、その名のとおり電場と磁場を持ち、波としての性質と粒子(光子)としての性質をどちらも持つ。

電磁波は波であるため、その波長により、(波長の長い順)ラジオ波-赤外線-可視光線-紫外線-X線-γ線というように区分される。

太陽からの光というのは様々な波長の電磁波で構成されているが、可視光線(波長400nm~800nmの範囲)以外の波長の光は一般に人間の目では認識できない。

とはいっても私たちは、太陽から届く可視光線を直接見ているのではなく、可視光線が様々な媒体に当たって反射した光を見ている。

光の三原色=RGB=red.green.blueが全て重なり合えば無色となるということと、地上に存在する媒体の多くは特定の波長の光を吸収する作用を持つということを踏まえれば、無色の電磁波が折り紙にあたり、その折り紙が緑と青の光を吸収すれば、余った赤い光が反射され目に入り赤色と認識されるということ。

赤い光は波長が長く赤外領域に近く、青い光は波長が短く紫外領域に近い。

前置きが長くなったが、ここでは人が見ることができない紫外線(200nm~400nm)について見ていく。

紫外線は以下の表のような3種に分けることができる。

紫外線 UVA UVB UVC
波長 320~400nm 290~320nm 200~290nm
オゾン層 吸収されない 一部吸収 全て吸収
特徴 メラノサイト刺激+
DNA損傷+
メラノサイト刺激+
VD3合成
DNA損傷+
DNA損傷++

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