broad-band UVB療法
今現在UVB療法には、broad-band(広域)UVB療法とnarrow-band(狭域)UVB療法があります。
UVBの帯域は290~320nmと非常に短い波長帯域だが、その中でも300~313nmの波長、特に313nmの波長は最小紅斑量が最も高く、乾癬に有効であるとされる(300nm以下は無効)。
この帯域のUVBはnarrow-band UVBとして、ピーク値311nm±2nmのNB-UVB蛍光管(フィリップスTL01)の形で使用されている。
NB-UVBの有効性はまだ信頼に値するものではないが、PUVAのようにソラレンを使わないため、治療後の遮光などの生活制限がなく、発がん性もPUVAよりは少ないために今後の活躍が期待できる。
免疫系への作用としてはPUVAと同じように即時型、遅延型アレルギーを抑制する。
- 光の種類
- 紫外線の作用機序
- 光線過敏症
-
└ 紫外線療法
├ PUVA療法
├ broad-band UVB療法
├ broad-band UVA療法
├ UVA/UVB混合照射療法
└ narrow-band UVB療法
コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。
- << 前のページ
- 次のページ >>