ニューキノロン系~管理薬剤師.com

ニューキノロン系抗生物質の特徴

この系の抗生物質はDNAジャイレース(DNA gyrase:トポイソメラーゼⅡ)Aサブユニットの阻害により、DNA複製を阻害する。

抗菌スペクトルは広く、グラム陰性菌、陽性菌、マイコプラズマなど様々な菌に対して抗菌作用を示す。

現在は感冒に対しても用いられるが、なにしろ値段が高いのと、耐性菌の出現を抑えるためか、必要最小限の使用との注意があるので、 頻繁の使用はあまりなされません。

未変化体で腎臓から排泄される薬剤が多いことから、女性の膀胱炎を始めとした尿道、腸管感染症に用いる。

注意すべきは、テトラサイクリンと同じく光線過敏症や、 Ca2+、Fe2+などの金属類と併用すると効果が減弱(キレート形成)する点、酸性NSAIDs(フェニル酢酸系のフェンブフェン、プロピオン酸系)との併用による けいれんの増強(ニューキノロンによる抗GABA作用がNSAIDsによって増強されるため)などである。

感冒の際、クラビット+プロピオン酸系のロキソニンやペオンがセットででることはよくあるが、未だけいれんがでたという例には出くわしていない。

ニューキノロン系

タリビット
(オフロキサシン)
Ca、Mg、Al、Fe含有剤とキレート生成し吸収低下(乳製品は×)
クラビット
(レボフロキサシン)
スオード
(プルリフロキサシン)
ガチフロ
(ガチフロキサシン)
他のニューキノロンと異なり、主要標的酵素が2箇所あるデュアルインヒビターであり、変異による影響を受けにくい。

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