序論
アトピーの人は皮膚のバリアが弱いので、ダニやハウスダストなどのアレルゲン(アレルギーのもとになるもの)が 弱いバリアを突き破ってどんどん皮膚の細胞の中へ入ってきます。
みなさんは自分の家の中に見知らぬ人がどんどん入ってきたらどうしますか?もちろん追い出すでしょう?
それと同じことを皆さんの体がしていると思ってください。
アレルゲンVSマクロファージ
アレルゲンが体の中に入ると、まず皮膚の細胞の中にいるマクロファージとかランゲルハンス細胞ってやつがアレルゲンを補足にかかります。
ランゲルハンス細胞君は抗原を補足することしか出来ず処理は出来ません。
マクロファージ君はアレルゲンを処理する能力を持っていますがこの時点ではマクロファージ君は弱いのでアレルゲンを完全に処理し切れません。
そこでマクロファージ君は、助けを呼ぶために五つのSOS信号 を発します。
”IL”というのは”インターロイキン”の略で、その他TNF-αなど免疫調節にかかわる物質(白血球同士がやり取りするのに必要な信号)のことをサイトカインと呼びます。
※ステロイドはマクロファージの集積を抑制します。
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難易度低
├ 抗原vsマクロファージ
├ SOS
├ 第一次世界大戦?
├ MHCクラスⅡとTCR
├ T細胞の活性化
├ B細胞現る
├ 肥満細胞・好酸球・好塩基球
├ 皮膚をかくと?
└ 感作時
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難易度高
├ 造血幹細胞
├ 接着
├ 非特異的免疫反応
├ 抗原提示
├ 肥満細胞とIgE
├ 補体の活性化
└ 細胞性免疫と体液性免疫
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