てんかん発作が起きた時の対処法
熱性痙攣を含めて、てんかん発作が起きた時に周りの人が取るべき行動は、落ち着いてそのまま様子を見ていることです。もちろん、危険な場所で倒れた場合は安全な場所へ移動させたり、周りに危険物がある場合はそれを取り除いたりする必要はあります。
入浴中や水中で痙攣が起きた場合、水面から顔を出すようにします。無理に体を湯船から出す必要はありません。
食事中に痙攣が起きた場合は、食事が喉に詰まってしまうと思うかもしれませんが、飲み込む力の弱い人以外はほとんどそういう事故は起こりません。痙攣中に無理に口の中から食物を出そうとしなくてもかまいません。
発作は通常数分で収まりますが、下記のような場合は救急車を呼ぶ。
- 発作が10分以上続く
- 回復しないうちに次の発作が続いて起こる、または呼吸困難が見られる
- もうろう状態が続く、または完全な意識の回復が見られない
- 妊娠中か、または他の疾患がある
- 怪我や病気の兆候がある
- 今までに発作を起こしたことがない場合(てんかん以外の病気の可能性がある)
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