インスリン製剤の使い方

ヒトインスリンのアナログとして太ももやお腹(脂肪の多い場所)に皮下注射することで、すい臓から分泌されるインスリンと同じ作用を示し、血糖値を降下させます。

すべての注射は使う前に空気を抜くという目的で、空打を2単位分で行いますので、1本が300単位でも、朝、晩で10単位ずつ打つ(10-0-10-0)場合は、10+2+10+2=24単位/1日、必要になるので、1本が約12.5日持つと計算されます。

ノボリンNや30Rといった懸濁性製剤は、中に玉ころが入っていてそれを上下に10回以上動かすことで懸濁具合を均一にしてから使用します。 また、懸濁性製剤は残り4単位程度は使用しないことが望ましいとされます。

インスリンの注射部位は、なるべく脂肪の多い場所(肩・お腹・太もも)がよい。ただしへそ回り5cm以内は吸収が不規則になる ため避けること。

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