プロブコール
プロブコールの作用機序
脂溶性で、血中でもリポタンパクとともに運搬される。
LDL-コレステロール以外にHDL-コレステロールに対しても低下作用を有する。
プロブコールによるLDL-コレステロール低下は、LDL受容体を介さず、HDL低下作用はコレステリルエステル転送タンパク(CETP:cholesteryl ester tranfsrer protein) の活性化を介している。
脂溶性のために、脂肪組織に蓄積するため、効果が消失するには投与中止後1ヶ月近くを要する。
プロブコールの薬の種類
- シンレスタール、ロレルコ(プロブコール)・・・1日2回
高脂血症の薬の種類
- スタチン系
- フィブラート系、選択的PPARαモジュレータ
- ニコチン酸誘導体(ユベラN、ペリシット、コレキサミン)
- 陰イオン交換樹脂(クエストラン、コレバイン)
- プロブコール(シンレスタール、ロレルコ)
- 植物ステロール(ハイゼット)
- ω3脂肪酸(エパエール、ロトリガ)
- 肥満症治療薬(オブリーン)
- 小腸コレステロールトランスポーター阻害薬(ゼチーア)
- PCSK9阻害薬(
プラルエント(2020.5販売中止)、レパーサ、レクビオ) - MTP阻害薬(ジャクスタピッド)
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