インスリン製剤の副作用
インスリンの副作用として低血糖が重要である。低血糖で意識がない場合は、ブドウ糖orグルカゴンの静注が行われる。グルカゴンはグリコーゲンからグルコース1リン酸を 生成させる。
意識があるときは、ブドウ糖や砂糖を経口的に投与する。
低血糖症状は空腹感、眠気、発汗、吐き気、いらいら、倦怠感などです。
そのほか、皮下硬結の副作用が生じる可能性があるので、毎回注射部位を変えることを心がける。皮下硬結にはインスリン由来アミロイドーシス(皮下にアミロイドの腫瘤が形成)とリポハイパートロフィー(皮下での脂肪蓄積)があり、いずれも同一部位に注射することが原因。
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