NOD-like受容体

NOD様受容体(Nucleotide binding oligomerization domain-like receptor:NLR)は、Toll様受容体がTLRと呼ばれるのに対して、NLRと呼ばれ、30を超える大きなファミリーをなしている。その中でNOD1、NOD2、NAIP5、IPAF、NALP3の5つが病原微生物を認識し得る。

NOD1,NOD2はペプチドグリカンをそれぞれ特異的認識している。

NLRはTLRと同じく微生物を認識し得る領域であるロイシンリッチリピート(Leucine-rich repeat:LRR)を持っているが 、TLRのように細胞外領域で微生物を認識するのではなく、細胞質内にて微生物を認識する。

LRRはロイシン残基が一定間隔で存在するモチーフが複数個並ぶ分子構造で、TLRやNLRが病原体構成成分の認識を司るドメインである。


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