流行性耳下腺炎ウイルス(おたふく)

流行性耳下腺炎ウイルス、よく「おたふくかぜウイルス」とも呼ばれる、はパラミクソウイルス科に属するウイルスです。このウイルスは流行性耳下腺炎、一般的にはおたふくかぜとして知られる感染症を引き起こします。

かかる人の多くは7歳未満の幼児ですが、大人もかかることがあります。

おたふくかぜは主に唾液を介して広がり、咳やくしゃみ、直接的な接触、または感染した人が使った食器やカップなどの共有を通じて伝播します。多くの場合、おたふくかぜは比較的軽度の疾患ですが、まれに合併症を引き起こすことがあります。合併症には、脳炎、髄膜炎、聴力障害、または男性の場合は精巣炎を引き起こすことがあります。

予防としては、おたふくかぜワクチン(生ワクチン)が効果的ですが、日本では任意接種なので1回あたり3000円~、2回で6000円~の費用が発生します。治療は対症療法のみ。

おたふく風邪の特徴は以下の通り

  • 耳下腺の腫れ:最も特徴的な症状で、一方または両方の耳下腺(顎の下、耳の前の領域)が腫れます。
  • 発熱:発症初期に見られることが多いです。
  • 頭痛:一般的な症状の一つです。
  • 筋肉痛:特に大人の患者に見られることがあります。
  • 食欲不振:病気の期間中に起こることがあります。

ウイルスの種類

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