ノロウイルス/ロタウイルス

ノロやロタに効く消毒薬のは、次亜塩素酸(ハイターとか)やポビドンヨードあたりでエタノールはイマイチ。ポビドンヨードは色つくし、次亜塩素酸を使うのが一般的。手指は△、金属は×。

共に特効薬はなく対症療法のみ。ただし、抗生剤は効果がないし、下痢止めや腹痛止めもあまりつかない方がいいし、整腸剤を使っても効果はほとんどなく、吐き気止めも気休め。OS-1やポカリでの水分摂取が第一選択。

ノロウイルス

  • ノロウイルスはカリシウイルス科に属する非エンベロープの単一鎖RNAウイルスです。
  • 乳幼児から大人まで全ての年齢層に影響を及ぼしますが、特に成人における胃腸炎の一般的な原因です
  • 流行のピークは11月~1月くらいにかけてで、これが減っていくとインフルエンザが増えていきます。
  • 症状には、急激な発症の嘔吐、下痢、腹痛、時には発熱が含まれます。
  • ノロウイルスに対するワクチンは現在存在しません。予防には手洗い、適切な衛生環境、汚染された食品や水の摂取を避けることが重要です。
  • 食品や水の汚染、または感染者との直接接触によって広がります。

ロタウイルス

  • ロタウイルスはレオウイルス科に属し、二重鎖RNAウイルスであり、エンベロープを持っていません。
  • ロタウイルスは、その名前が示すように(「ロタ」はラテン語で「輪」を意味します)、ウイルスが電子顕微鏡下で観察されたときに輪状または車輪状の外観を示します。
  • 流行のピークはノロウイルスの流行が終わった後すぐ、1月~3月くらいにかけてです。
  • 特に5歳未満の小児において重要な胃腸炎の原因であり、重症の下痢を引き起こすことがあります。もともと便秘気味の場合は嘔吐の方がひどく、整腸剤や吐き気止めを使ってもあまり効果はない。3,4日食欲不振が続き、一次的にガリガリになってしまうが、ポカリを飲ませていれば、いずれは回復する。
  • 水様性の下痢、嘔吐、発熱、脱水症状が特徴です。
  • ロタウイルス令和2年9月までは自費で8000円位だったかを払っていましたが、令和2年10月以降は定期接種に組み込まれたため、生後14週6日までに1回目、27日以上開けて14週6日以降に2回目を接種する。(ロタリックスはこれで終わりだが、ロタテックはさらに27日以上開けて3回目の接種が必要。
  • 汚染された食品や水、感染者との接触により伝播しますが、特に乳幼児や小児の集団内でのアウトブレイクが一般的です。

ウイルスの種類

コメントor補足情報orご指摘あればをお願いします。

(件名or本文内でキーワード検索できます)



  • << 前のページ
  • 次のページ >>
ページトップへ