大脳皮質(視覚野)と感覚路
視覚情報は網膜にある桿体と錐体によって受容される。桿体は明暗を、錐体は色彩をそれぞれ受容する。受容された情報は視神経として、双極細胞→神経節細胞→LGB→大脳皮質(視覚野)へと入力される。
感覚路にて受容された興奮の一部は、大脳皮質に行かずして神経節細胞で副交感神経路に入り、動眼神経副核(E-W氏核)に投射され、内眼筋である瞳孔括約筋を収縮させる。
大脳皮質と前庭神経核からの出力は、外転神経核、滑車神経核、動眼神経核に対して行われる。これらは全て異なった方向の外眼筋を支配している。外転神経の脱落は外側直筋の弛緩を意味するので、鼻側に眼球が寄る。滑車神経の脱落は上斜筋の弛緩を意味するので下を向けなくなる。
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神経路の理解
├ 神経の分類
├ 脳、辺縁系、基底核
├ 視床と視床下部
├ 中脳
├ 橋
├ 延髄
├ 運動路
├ 体性感覚路(体・四肢)
├ 体性感覚路(顔)
├ 視覚路
├ 聴覚路
├ 前庭感覚路
├ 上行性網様体賦活系
├ 下行性抑制系
└ 反射系
体性神経(運動・感覚神経)
├ かゆみの種類・・・中枢性のかゆみと末梢性のかゆみ
├ かゆみの伝達の概略
├ 神経線維の種類・・・かゆみを伝える神経とは
├ かゆみ受容器・・・かゆみ刺激を受け取る受容器
├ かゆみ受容体・・・TRPファミリーを中心に
├ 痒みと痛みの関係
├ 興奮伝導・・・かゆみの伝導メカニズム
├ DRGとガッセル神経節・・・神経節に存在するもの(NGFなど)
└ 脊髄後角と尾側亜核・・・一次ニューロンから二次ニューロンへ
自律神経(交感・副交感神経)
├ 自律神経というもの
├ 交感神経
└ 副交感神経
中枢神経(NA・Ad・DA・5HT・Ach・GABA)
├ ノルアドレナリン
├ アドレナリン
├ ドパミン
├ セロトニン
├ アセチルコリン
└ γアミノ酪酸
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