パントテン酸
作用 | 欠乏症 | 過剰症 | 必要量 (経腸栄養) |
必要量 (静脈栄養) |
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脂肪・蛋白・糖代謝 | 皮膚炎、末梢神経障害(灼熱足症) | 5mg | 15mg |
パントテン酸製剤
- シナール配合錠・散(アスコルビン酸、パントテン酸カルシウム)
- パントテン酸カルシウム(パントテン酸カルシウム)
パントテン酸の作用
パントテン酸はパントイン酸とβアラニンが結合したもので、体内でリン酸化、システインの結合、脱カルボキシル化などの反応を経てコエンザイムA(CoA)やアシル輸送タンパク(ACP)に代謝され、作用を発現する。
パントテン酸はCoA(炭素原子2個のアセチル基の転移に関与する補酵素)の形で、解糖系、β酸化、ケトン体合成、コレステロール合成らに関与します。腸内細菌でも合成されるため欠乏は通常起こりません。
ACPは脂肪酸のアシル化を行い、脂肪酸の合成に関与している。腸内細菌で合成される。
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-
ビタミン
├ 脂溶性ビタミン
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| ├ ビタミンF
| └ ビタミンK
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└ 水溶性ビタミン
├ ビタミンB1
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├ ビタミンC
├ ビタミンM
├ ビタミンH
├ ビタミンP
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└ パントテン酸
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